今回の #北海甘ナビ でご紹介するのは
函館市西桔梗町(ニシキキョウチョウ)にある
『和創菓ひとひら』です。
函館フェリーターミナル方面にあり
「七重浜」という地名なら聞いたことがある方も
いらっしゃると思います。
以前から気になっていたお洒落な和洋菓子店で
フルーツ大福やどら焼き、アップルパイに
お祝いの餅や北海道のお正月に欠かせない口取りなど
和菓子、洋菓子どちらもおすすめの商品がありましたので
ご紹介していきたいと思います。
※2024年12月の情報となりますので、
現在の状況と異なる場合がございます。
最新の情報はネットやお電話にて
必ずご確認いただくようお願いいたします。
和創菓ひとひら
住所 北海道函館市西桔梗町851番地13
電話番号 0138-83-6668
営業時間 9時~18時半
定休日 年中無休
駐車場 あり(16台)
アクセス 道南いさりび鉄道「七重浜駅」から徒歩12分
JR「函館駅」から車で17分
古くはせんべい、御干菓子から始まった
創業1942年の菓子処「株式会社吉田食品」は
古くはおせんべいから始まり、今ではスーパーやコンビニなどで
リーズナブルな価格で日常のお茶菓子として和菓子などを
販売されているので、知らずに買っていることもあると思います。
2016年にヨシダのお菓子直営店として
「和創菓ひとひら」が誕生し、和菓子・洋菓子共に
新しい日本のお菓子を目指しているようです。
社長で和菓子職人の吉田貴之さんは
全国和菓子技術コンテストで最優秀賞、金賞など受賞されており
トロフィー・賞状と共にとても繊細な作品(工芸菓子)は
店舗入り口に展示されていますので
是非、見て頂きたいと思います。
「和創菓ひとひら」のおすすめポイント
今回の目的は以前から気になっていた
店舗の外壁の看板にあるフルーツ大福「ひととき」を
食べたくて立ち寄りました。
大福以外にも美味しそうなお菓子が
沢山ありましたのでご紹介したいと思います。
偶然にも祖母がこちらのお菓子を知っていたので
おすすめ商品や食べた感想なども聞いてみました。
フルーツ大福の断面が綺麗
店内に入って迷わず、フルーツ大福「ひととき」を
選びにショーケース前へ向かいました。
大福の断面も分かるように見本が並んでいるので
フルーツがぎっしり入っていることを確認できて
選びやすかったです。
パッケージが可愛いので手土産に喜ばれると思います。
一番気になっていたミカンが無くて残念でしたが
イチゴと完熟パインを選びました。
ふるーつ大福ひととき(苺)
他のフルーツ大福とは違い
半割した真ん中に大福と同じくらい
大きないちごが一粒。
シンプルないちご餡と硬めで甘酸っぱいイチゴが
合わさると絶妙な甘さで美味しかったです。
ふるーつ大福ひととき(完熟パイン)
お餅でパインを包み込んでいます。
とってもみずみずしいパインがごろっと塊で入っているので
餡が入っていたのか分からないほどジューシーでしたが
お餅はべちゃべちゃにならず柔らかくもっちりしてました。
一番狙いのミカンが無くて
残念でしたが、大好きなパインは
とても美味しかったです。
私はわらび餅を選びました。
後から生チョコ大福を見つけて
少し後悔(-_-;)
和と洋の融合
ミカン大福の代わりに選択した
「生わらびティラミス」は
透明なプラスチックケースに
上はティラミス、下はわらび餅の2層になっています。
混ぜて食べるのが意外と難しく、
ティラミスを食べ進めてから徐々にわらび餅と合わせて頂きました。
生わらび餅はトロッとした食感で
非常にすくいにくさを感じましたが、
生わらび餅とティラミスが合わさった味わいは
とても美味しかったです。
見た目はオシャレですが
食べやすい容器だと
ありがたいです。
自宅では食べやすい器に
入れ替えると良さそうです。
洋菓子人気のアップルパイ
次に和菓子以外で人気の商品をご紹介します。
函館市七飯産のりんごを使用したアップルパイの
「ななえ林檎パイ」が人気です。
手作りのサクサクパイとりんごの甘酸っぱさが
クセになる美味しさで焼き上がり時間に合わせて
来店される方もいるようです。
また冬季限定「かぼちゃマロンパイ」も好評で、
道産のくりりんかぼちゃと白あんをあわせて作った
かぼちゃあんが優しい甘さのようです。
くりりんカボチャは煮つけでも
甘くてホクホク美味しかったので
次回はパイを買ってみたいです。
繊細な職人技の上生菓子(練り切り)
私達若い世代が和菓子と聞いて思い浮かぶのは
おまんじゅうやどら焼きくらいで上生菓子は
見たことはあるけど食べたことは・・と言う方が多いと思います。
祖母の世代になるとお祝い事や特別な方への
お遣い物として昔は買ったり、食べたこともあるそうです。
練り切りは白あん、求肥、やま芋や小麦粉を練って
着色し季節の花や果物、干支などに仕上げるそうです。
一つ一つ丁寧に手作業で作られた上生菓子は
上品で綺麗な和菓子です。
今回、クリスマスが近い事もあり
サンタクロースやひいらぎの商品も並んでました。
みかんは皮を剥いている状態を
表現されていて職人技を感じました。
サンタクロースが可愛くて
買ってみたいと思いました。
インスタにはハロウィンカボチャや
お化けの練り切りの投稿もありました。
ギフトセットも豊富
店内には和・洋様々なお菓子があり
バームクーヘン・どら焼き・お饅頭
パイまん・カステラなど
お土産にも喜ばれる商品が豊富に並んでいますが
悩んだ時はギフトセットがおすすめです。
函館出身の祖母は親戚からお菓子とゼリーの詰め合わせを
頂いた事があり、特に印象に残ったお菓子は
「ことりの詩」と「ひとめぐりバウム」が
美味しかったそうです。
「ことりの詩」はコクのある白あんとミルク風味の生地が
シンプルで食べやすかった。
「ひとめぐりバウム」はふんわり食感でやさしい味。
プレーン・チョコ・抹茶どれも美味しかったようです。
ゼリーの詰め合わせは柑橘系と
珍しいトマトのゼリーが入っていたそうです。
トマトゼリーはさっぱりとして
美味しかったようです。
その他紹介
店舗駐車場は停めやすく、
店内にはイートインスペース・キッズコーナーがあるので
お子さん連れでも安心して過ごせると思います。
ゆっくり休憩も♪
店内には16席の休憩スペースに有料ドリンクコーナー、
奥のスペースにはキッズコーナーもあるので
小さなお子様も絵本やおもちゃで飽きることなく
過ごすことができます。
外に目を向けると和風の庭と隣接する工場内の
お菓子造りの様子も見る事ができます。
イートインメニューにはどらソフトや生搾りモンブランなど
ここでしか味わえない商品もあるので
休憩がてら頂いてみてはいかがでしょう。
嬉しい試食も♪
すべての商品ではありませんが、
試食が用意されている商品もあるので
お土産などを買うと時にご自身で
味を確認して選ぶことも出来ます。
スーパーやコンビニでも販売
「お菓子の吉田食品」で作られている
どら焼きやパイ饅頭、桜餅や柏餅などは
道内のスーパーやコンビニでも販売されているので
一度は食べたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
実際に実家の仏壇には「くりりんかぼちゃパイ」がお供えされおり、
祖母は函館を意識した訳ではなく、このお菓子が美味しいので
よく買うと言っていました。
とても身近にあり買いやすいお菓子だと思いました。
祖母の2度の偶然には
びっくりしました。
後日、こちらのパイを頂き食べてみました。
くりりんかぼちゃの甘さがとても美味しかったです。
北海道のお正月の縁起物「口取り菓子」
本州の方には馴染みのないお菓子かもしれませんが、
北海道のお正月に欠かせない「口取り菓子」は
NHKで紹介されたことがあるようです。
白あんやようかんなどをたいやえびなどの
縁起のよいものにかたどった和菓子を「口取り」と言い、
北海道では正月に無病息災や家内安全などを願って
食べる風習があります。
祖母が函館出身という事もあり子供の頃は
必ずお正月におせちと一緒に並んでました。
年に一度の事ですが、どこかで見かけたら
食べてみてはいかがでしょう。
記憶ではキレイなお菓子というイメージです。
私が小さい頃は祖母が
お正月に必ず姉妹に1個ずつくれました。
キレイで甘くて、どの形から食べようか
ワクワクしながら食べた思い出があります。
まとめ
北海道旅行で人気の函館。
和菓子に洋菓子、伝統菓子など
様々なお菓子に出逢える『和創菓ひとひら』は、
シンプルだけど職人の心こもった商品は
一度食べたらまた買いたくなる味です。
すべての商品ではありませんが遠方の方でも
オンラインショップにてお取り寄せもできます。
是非、旅の途中に足を運んでみてください。
北海道内の様々な「甘いもの」をこれからも紹介していきたいと
思っておりますのでおすすめの店舗さんなどがあれば
是非コメントで教えてください!
#北海甘ナビ と題して紹介していきたいと思いますので
宜しくお願い致します!
道内ウロウロしていますので、
札幌近郊に限らず情報お待ちしております!
最後までお付き合いありがとうございました。